未分類

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●このブログは写真を元に作ったうその日記です。
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 (fib=ささいで他愛のないうそ、の意)

〜FC2コミュニティ「みんなで、物語を紡ごう!」関係者のみ〜

「音のお題」用のお題


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FC2コミュ「みんなで、物語を紡ごう!」で行った
数学的な話で作ったのをアップします。



県知事選翌日のこと。

秘書は事務室に入るなり言った。
「おはようございます、せんせ…、いえ知事。」

すると猿渡は言った。
「そのことなんだがね秘書くん。昨日僕は知事に当選したよね?」

「もちろんですよ。まさか夢だとお思いですか?」

「いや、そうじゃないんだ。ただ昨日の投票率は知っているかね?」

「47%だったそうですね。」

「ところでここQ県の人口は約500万人。そのうち有権者は70%、つまり投票権があったのは350万人。」

「はあ。」

「てことは投票したのはたった165万5千人。特に選挙争点もなくて世間の関心は低かったんだろうな。今や期日前や海外からでも投票できる時代だというのにね。市長選とかならとにかく知事選で47%って。」

「今や投票率は国政選挙でさえ低いですよ。」

「昨日の天気はときどき雨だったよな?」

「それが何か?」

「この天気のときが一番投票率が高いんだよ。快晴ならみんな遠出するし、どしゃ降りなら投票所へ行きたがらないからね。つまりその47%の中には特に行くとこないから選挙でも行くかーってのも含まれる。他の天気であれば投票率は2,3ポイントは下がっていただろうね。」

「重要なのは先生が最も支持されたということですよ。」

「でも候補は私を含めて計4人。当選した私の獲得率がギリギリの26%だった。有効票が82%(132万4千人)だったからつまり98万人近くの意見が通らなかったことになる。」

「先生、弱気にならないでくださいよ。投票前は圧倒的不利って言われてたのに、先生はすごい追い上げをしてこうして勝ったじゃないですか。」

「うん、でも日本ではアンダードッグ効果ってのが強いいだろう?」

「事前のマスコミの情報に流されて不利だと報道された方に票が動くというやつですか?」

「つまり私の票の中にはあの人かわいそうだから入れてあーげよっという気楽なのも含まれているんだよ。そういえばYouTubeで私の顔で遊んだ動画も流行ってたから、そのお遊びの票もあっただろうな。ははは…。」

「先生っ。しっかりしてください。」

「だって私は30万人やそこらの票で県民500万人の生活を支えることになったんだよ。」

「だったらこれからがんばればいいじゃないですか!何年後かになって県民誰もが、ああ、あの時猿渡先生が当選して良かったなと思えるように!!」

「でも、もし県政に失敗しちゃったらみんなは…」

「投票(vote)しただけにvote(暴徒)と化すでしょう。」

「そうか、なら俺はvote(ぼーっと)してらんないなっ。」

ひょ―――っひょっひょっひょう!!



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今日ぶらぶらと買い物をしていたら、妻からメールが届いた。
そこには、顔文字やら絵文字やらをふんだんに使って、
『うちのダンナ、今出張の予定ナシ。だから今週は火・水・金のお昼に来て。愛してる。』
と書いてあった。

確かに俺は出張の予定はない。
妻はこういういたずらをするタイプではない。
そうか、妻のやつは浮気をしていたのか。
浮気相手へのメールを間違って俺の携帯に送ってしまったんだな。

俺はその場に立っていられない気持ちだった。
夫婦間で隠し事があるだけでもショックなのに、しかもそれが浮気だとは・・・。
浮気に全然気づいていなかった俺を妻は間男と一緒にあざ笑っていたのだろうか。
20年間ずっと連れ添ってきた妻を信じたい俺は何度もメールを確認したが、得られる答えはその愛を否定するものだった。

今俺がなすべきことはなんだろう。
悔し涙を抑えながら一生懸命考えた。
妻に真実を問いただすべきなのか、それとも夫婦の仲に波風を立たせないように黙って見なかったことにしておくべきなのか――。
俺は沈み込む気持ちをなんとか奮い立たせ、決心した。
そして震える指で携帯のボタンを押した。
5回目のコールで繋がると、俺は一言今からそっちへ行くとだけ告げて切った。
やるべきことが決まった今、俺は即座に歩みを進めた。

妻に裏切られたとわかった淋しい今夜は10年来の愛人のK子ちゃんに慰めてもらうことにした。
よーし2週間ぶりだからおじさん、がんばっちゃうゾー!



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FC2コミュ「みんなで、物語を紡ごう!」で行った
数学的な話で作ったのをアップします。



山田はタクシーに乗った。
「運ちゃん、メーターの表記はデジタルですよね。」
「ええ、今は大体そうですね。」
目的地に着くと、メーターは11000円だった。
山田は50円玉を1枚だけ渡した。
運転手が怪訝な顔をしていると、山田は言った。
「だって君、さっき表記はデジタルって言ってたじゃないか。デジタルは0と1の世界、そのメーターも2進法で表記されてるんだろ?」
11000を10進法に直すと24になる。
「あ、お釣りはいらないから。」

これを聞いた鈴木は自分もやってみようと思い、タクシーに乗った。
「運ちゃん、メーターの表記はデジタルですよね。」
「ええ、今は大体そうですね。」
目的地に着くと、メーターは8900円だった。
8や9があってこれは2進法じゃないので鈴木ははて?と思った。
自分の財布の中を見てみると1万円札があった。
鈴木は早速計算を始めた。
10000を10進法に直すと16、つまり諭吉1枚が16円になる。
「あ、お釣りはいらないから。」
鈴木は1万円札を557枚渡した。
鈴木!すげえ!!




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最近うちの子のKがあまりにも調子に乗ってきているので、私は腹に据えかねてきていた。
何度指示したり注意したりしても聞かない。
それどころか小学生特有の屁理屈で返してくるのなんてざらだ。

私は口で言ってわからないのならこりゃ体に言って聞かせるしかないなと思った。
だが、取り立てて体が大きくもなく、スポーツも得意だったわけではない私だ。
それなのに手を出せば逆にいっそうバカにされる可能性が高い。
そういうわけで私は3ヶ月ほど前から空手道場に通い始めた。
初めはランニングすらままならなかった私だが、モチベーションとは恐ろしいもので、1ヶ月ほどで瓦割りは20枚はいけるし、蹴りでバットも折れるようになった。
2ヶ月目には師範代に対して5本のうち1本は取れるようになってしまった。

そして今日ついにつらく苦しい修行の成果を発揮するときが来た。
Kはアイスクリームを食べたが、その包みをポイ捨てしたのだ。
私はすぐさまKに拾ってちゃんとゴミ箱に捨てなさいと言った。
だがKはわざと聞こえないふりをして遊んでいた。
今ここで体罰を与えるのが教育上最も効果的だなと判断し、私はKの目の前に立った。
そして呼吸を整え、気を丹田に集中させると、辺り一面に響く「把っ!!」という掛け声とともに、Kの腹部に正拳突きを入れた。
私の拳がKの腹部にめり込むと、肋骨が砕け、胃袋がつぶれる音が聞こえた。
手ごたえ十分。
Kは嘔吐のように血をビシャーッと吐いた後、よろけて片ひざをついた。
その顔は苦悶とも驚きともつかない表情をしていた。
どうやら私の言わんとしていることが身にしみてわかってきているようだった。

これで少しはKも素直になるだろう。
子育ては時に厳しくあらねばならない。
やはりどんなに腹を立てても所詮は自分のおなかを痛めて産んだ子、いい子に育って欲しいのだ。






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