●このブログは写真を元に作ったうその日記です。
●赤の他人を使用しているため写真にはなるべくモザイクをかけています。
●反常識的・反道徳的なネタも多いので、子どもやユーモアだと判断できない方はご退出ください。
●以上を了承した上で“フィブログ”をご覧ください。
(fib=ささいで他愛のないうそ、の意)
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FC2コミュ「みんなで、物語を紡ごう!」で行った
3つのお題で作ったのをアップします。
今回は「校門・桜・老婆・共食い」です。
この中から3つ、ないし4つ使うものです。
新学期、いや新学年早々俺は走っていた。
中2になっても相変わらず二度寝する癖は直らない。
顧問の先生にも厳しく言われているので、もう遅刻するわけにはいかないのに。
俺は空っぽの腹とカバンを押さえながら必死に走った。
一人、また一人と生徒が俺と合流しては学校に向かって走っている。
こいつらも俺と同じ穴のムジナなのだ。
やがて生徒達の声がさわさわと聞こえ始めてきた。
学校は近い、まだチャイムが鳴ってないことを祈るばかりだ。
校門が見えてきた。
門はまだ開いている、間に合った!!
しかしその安堵感を突き落とすかのように校門に立っていたのは、江船先生だった。
あのくそばばあの遅刻判定にオマケはないことで有名だ。
時間内に校内に入るか入らないか、それだけだ。
少々距離はあるが、俺はラストスパートをかけた。
野球部で鍛えた足がみるみる俺を校門へ近づけていく。
だがばばあは腕時計に目をやると門に手をかけた。
閉める準備を始めやがった!!
もう時間は10秒とないはず。
俺はだれにタックルすることも気にせず全速力で正面突破することにした。
校門まであと10メートル、5メートル、3メートル!!
そのときチャイムの音をスイッチとして、ばばあの腕に爆発的な筋力が宿り、門が勢いよく閉まり始めた!
タイムリミットだ!
だが俺はあきらめない!!
ラスト1メートル、俺は体を横にして滑り込むようにジャンプした!
矢のように飛ぶ俺!
津波のように押し寄せる門!
最後の勝負!!
ガッシャーーーン!!
門は閉まった。
チャイムが朝の始まりを穏やかに告げていた。
校門の前には遅刻が確定した生徒が幾人か息を切らせていた。
そして俺はというと半分セーフで半分遅刻だった。
なぜなら門は俺のケツにはさまったからだ。
前はかばんがあったので大丈夫だったが後ろは見事に突き刺さっていて、あとで確認したところ桜色にはれていた。
まさかこんな若い身空で校門にさされるとは・・・、これが本当の共食いってやつか。
↓『校門・桜・老婆・共食いその1』を面白いと思ったらクリックお願いします。

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今回は「校門・桜・老婆・共食い」です。
この中から3つ、ないし4つ使うものです。
新学期、いや新学年早々俺は走っていた。
中2になっても相変わらず二度寝する癖は直らない。
顧問の先生にも厳しく言われているので、もう遅刻するわけにはいかないのに。
俺は空っぽの腹とカバンを押さえながら必死に走った。
一人、また一人と生徒が俺と合流しては学校に向かって走っている。
こいつらも俺と同じ穴のムジナなのだ。
やがて生徒達の声がさわさわと聞こえ始めてきた。
学校は近い、まだチャイムが鳴ってないことを祈るばかりだ。
校門が見えてきた。
門はまだ開いている、間に合った!!
しかしその安堵感を突き落とすかのように校門に立っていたのは、江船先生だった。
あのくそばばあの遅刻判定にオマケはないことで有名だ。
時間内に校内に入るか入らないか、それだけだ。
少々距離はあるが、俺はラストスパートをかけた。
野球部で鍛えた足がみるみる俺を校門へ近づけていく。
だがばばあは腕時計に目をやると門に手をかけた。
閉める準備を始めやがった!!
もう時間は10秒とないはず。
俺はだれにタックルすることも気にせず全速力で正面突破することにした。
校門まであと10メートル、5メートル、3メートル!!
そのときチャイムの音をスイッチとして、ばばあの腕に爆発的な筋力が宿り、門が勢いよく閉まり始めた!
タイムリミットだ!
だが俺はあきらめない!!
ラスト1メートル、俺は体を横にして滑り込むようにジャンプした!
矢のように飛ぶ俺!
津波のように押し寄せる門!
最後の勝負!!
ガッシャーーーン!!
門は閉まった。
チャイムが朝の始まりを穏やかに告げていた。
校門の前には遅刻が確定した生徒が幾人か息を切らせていた。
そして俺はというと半分セーフで半分遅刻だった。
なぜなら門は俺のケツにはさまったからだ。
前はかばんがあったので大丈夫だったが後ろは見事に突き刺さっていて、あとで確認したところ桜色にはれていた。
まさかこんな若い身空で校門にさされるとは・・・、これが本当の共食いってやつか。
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今日は巨乳グラビアアイドルKちゃんの握手会に行ってきた。
Kちゃんとは、先日発売された写真集を1冊買うごとに1回だけ握手をすることができる。
集まった人の中には何冊も買っている人もいたが、僕には1冊で十分すぎるくらいだ。
これは僕の自信の表れでもあり、自慢でもある。
握手会場で僕は係員に誘導されて写真集を1冊買った。
4700円。
結構高い。
そうしていよいよ僕はKちゃんと握手をした。
僕と彼女の手がつながっている時間はおよそ1.2秒。
僕は力を込めてしっかりと彼女と握手をした。
Kちゃんに会釈をした後僕は急いで会場を出た。
だが僕はいてもたってもいられなかった。
この右手が今Kちゃんと握手をしたんだ。
その事実だけで僕の胸は震えた。
そしてとうとう興奮を抑えることができなくなった僕は、街中で思わず右手の匂いをくんかくんかと嗅いでしまった。
ぬくもりとともにKちゃんの手の匂いが僕の鼻腔を駆け巡る。
僕はその匂いに全神経を集中させた。
汗の量は多くないが、大丈夫、わかるはずだ。
脂と小麦粉の匂い、彼女は握手をしたときからさかのぼって3時間以内にラーメンを食べた。
それもしょうゆラーメンコーン入り。
そして1時間以内に緑茶を1リットルは飲んだ。
そしてこの24時間でトイレは小が8回、大は1回。
風呂は5時間から6時間前の間に入った。
3時間ほど前にくしゃみをして鼻をかんでいる。
鼻水の量は少ない。
わずかに嗅いだだけで、ざっとこんなところだ。
そうか、Kちゃんはこんな生活をしていたのか。
匂いは個人情報の宝庫だ。
僕は握手をすれば手についた匂いで相手の健康状態から生活様式、そのときの感情までわかる。
将来この特技で食べていけたらいいなあと思っている。
今度は野球場に行ってH監督と握手をしてくる予定だ。
ちなみにファンの人たちと握手をしているときのKちゃんの感情は“キモチワルイ”だった。
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Kちゃんとは、先日発売された写真集を1冊買うごとに1回だけ握手をすることができる。
集まった人の中には何冊も買っている人もいたが、僕には1冊で十分すぎるくらいだ。
これは僕の自信の表れでもあり、自慢でもある。
握手会場で僕は係員に誘導されて写真集を1冊買った。
4700円。
結構高い。
そうしていよいよ僕はKちゃんと握手をした。
僕と彼女の手がつながっている時間はおよそ1.2秒。
僕は力を込めてしっかりと彼女と握手をした。
Kちゃんに会釈をした後僕は急いで会場を出た。
だが僕はいてもたってもいられなかった。
この右手が今Kちゃんと握手をしたんだ。
その事実だけで僕の胸は震えた。
そしてとうとう興奮を抑えることができなくなった僕は、街中で思わず右手の匂いをくんかくんかと嗅いでしまった。ぬくもりとともにKちゃんの手の匂いが僕の鼻腔を駆け巡る。
僕はその匂いに全神経を集中させた。
汗の量は多くないが、大丈夫、わかるはずだ。
脂と小麦粉の匂い、彼女は握手をしたときからさかのぼって3時間以内にラーメンを食べた。
それもしょうゆラーメンコーン入り。
そして1時間以内に緑茶を1リットルは飲んだ。
そしてこの24時間でトイレは小が8回、大は1回。
風呂は5時間から6時間前の間に入った。
3時間ほど前にくしゃみをして鼻をかんでいる。
鼻水の量は少ない。
わずかに嗅いだだけで、ざっとこんなところだ。
そうか、Kちゃんはこんな生活をしていたのか。
匂いは個人情報の宝庫だ。
僕は握手をすれば手についた匂いで相手の健康状態から生活様式、そのときの感情までわかる。
将来この特技で食べていけたらいいなあと思っている。
今度は野球場に行ってH監督と握手をしてくる予定だ。
ちなみにファンの人たちと握手をしているときのKちゃんの感情は“キモチワルイ”だった。
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FC2コミュ「みんなで、物語を紡ごう!」で行った
3つのお題で作ったのをアップします。
今回は「チョコレート・2月14日・告白」です。
全8ページのまんがです。
1945年の文字解け-その1
1945年の文字解け-その2
↑クリックするとおっきな画像が現在のウインドウで開かれます。
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1945年の文字解け-その1
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3つのお題で作ったのをアップします。
今回は「チョコレート・2月14日・告白」です。
「帰ってきたよ〜!!」
恵子のいかにも南国帰りの明るい声が6畳半の部屋に響いた。
「ああ、おかえり。なんだ、空港から直接来たの?」
雄一郎は恵子がトランクを抱えているのを確認した。
「うんっ。早くクッキーちゃんに会いたいからねー。ハワイにいる間も実は気が気じゃなかったの。」
「そういえばクックはハワイで死んだっけ、1779年の2月14日に。」
「えっ、何? どうしたの? あ、さてはあたしが金髪の男達にナンパされたんじゃないかって心配だったんでしょっ。大丈夫、何にもなかったわ よ、腹が立つくらいにね。はい、おみやげっ。マカデミアン・チョコレート!」
雄一郎は箱に描かれている能天気なハワイの風景画を一瞥したあと、冷蔵庫の上に置いた。
「なんだ、今食べてくれないの? 貧乏こいていっつもおなかすかせてるくせに。」
「うん、もうおなかいっぱいだから。」
「そう、ならいいんだけど。それよりクッキーちゃんはどこ? ちゃんといい子にしてた?」
恵子を制止させるように雄一郎は口を開いた。
「なあ恵子、クック船長って知ってる?」
「クック? 右手が鉤爪になってる?」
「それはフック船長。僕が言ってるのは18世紀の船乗りのジェームズ・クック。南太平洋を3回にわたって航海・探検した人なんだ。」
「ふーん、それで?」
「当時の航海、特に地図製作行なんて特に危険と隣り合わせだったんだけど、彼も第2回の航海のとき、死ぬ寸前にまでなったんだ。原因不明の病 気でね。栄養失調でもあったんだけど、なんせそこは海のど真ん中、食べ物がない。さあどうしようかってとき、同乗していたフォークナーというアマ チュア博物学者が自分の愛犬を彼に食べさせてあげたんだ。断腸の思いでね。航海に犬を連れてくるなんて理解に苦しむことなんだけど、でもそのおか げで彼は一命を取り留めたんだよ。」
恵子に先ほどの陽気さはなかった。
旅行の間雄一郎に預けておいた犬が狭い部屋のどこにもいない上にその話で、もう十分に察しはついたからだ。
続きを聞くのは怖かったが、彼女は口に出さずにはいられなかった。
「まさかあなた、クッキーちゃんを・・・。」
雄一郎は思い切って告白した。
「昔中国では犬は赤犬が一番うまいって言われていたらしいけど、…それって本当だなっ。」
注:赤犬とはチャウチャウのこと、らしい。
赤の後は黒、白と続くって思った(犬種は不明)。
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今回は「チョコレート・2月14日・告白」です。
「帰ってきたよ〜!!」
恵子のいかにも南国帰りの明るい声が6畳半の部屋に響いた。
「ああ、おかえり。なんだ、空港から直接来たの?」
雄一郎は恵子がトランクを抱えているのを確認した。
「うんっ。早くクッキーちゃんに会いたいからねー。ハワイにいる間も実は気が気じゃなかったの。」
「そういえばクックはハワイで死んだっけ、1779年の2月14日に。」
「えっ、何? どうしたの? あ、さてはあたしが金髪の男達にナンパされたんじゃないかって心配だったんでしょっ。大丈夫、何にもなかったわ よ、腹が立つくらいにね。はい、おみやげっ。マカデミアン・チョコレート!」
雄一郎は箱に描かれている能天気なハワイの風景画を一瞥したあと、冷蔵庫の上に置いた。
「なんだ、今食べてくれないの? 貧乏こいていっつもおなかすかせてるくせに。」
「うん、もうおなかいっぱいだから。」
「そう、ならいいんだけど。それよりクッキーちゃんはどこ? ちゃんといい子にしてた?」
恵子を制止させるように雄一郎は口を開いた。
「なあ恵子、クック船長って知ってる?」
「クック? 右手が鉤爪になってる?」
「それはフック船長。僕が言ってるのは18世紀の船乗りのジェームズ・クック。南太平洋を3回にわたって航海・探検した人なんだ。」
「ふーん、それで?」
「当時の航海、特に地図製作行なんて特に危険と隣り合わせだったんだけど、彼も第2回の航海のとき、死ぬ寸前にまでなったんだ。原因不明の病 気でね。栄養失調でもあったんだけど、なんせそこは海のど真ん中、食べ物がない。さあどうしようかってとき、同乗していたフォークナーというアマ チュア博物学者が自分の愛犬を彼に食べさせてあげたんだ。断腸の思いでね。航海に犬を連れてくるなんて理解に苦しむことなんだけど、でもそのおか げで彼は一命を取り留めたんだよ。」
恵子に先ほどの陽気さはなかった。
旅行の間雄一郎に預けておいた犬が狭い部屋のどこにもいない上にその話で、もう十分に察しはついたからだ。
続きを聞くのは怖かったが、彼女は口に出さずにはいられなかった。
「まさかあなた、クッキーちゃんを・・・。」
雄一郎は思い切って告白した。
「昔中国では犬は赤犬が一番うまいって言われていたらしいけど、…それって本当だなっ。」
注:赤犬とはチャウチャウのこと、らしい。
赤の後は黒、白と続くって思った(犬種は不明)。
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