写真から うその日記を 作ってます。
●このブログは写真を元に作ったうその日記です。
赤の他人を使用しているため写真にはなるべくモザイクをかけています。
反常識的反道徳的なネタも多いので、子どもやユーモアだと判断できない方はご退出ください。
●以上を了承した上で“フィブログ”をご覧ください。
 (fib=ささいで他愛のないうそ、の意)

今日あたしの目の前に現れたのは、まぎれもなくあたし自身だった。
顔、体、声、性格・・・全てあたしが一番よく知っている、生まれてきたときからずっと付き合ってきたおなじみの姿だった。
朝髪をセットするとき、学校の帰り道友だちとプリを撮るとき、おフロのとき、いつも見るあたしと全く同じだった。
ただ一つ、あたしを殺すためにやってきたことを除いては――。

そうか、デビルサンライズ軍団め、前回のザコのように弱い敵はあたしの戦闘データを採取するために送りこんできたものだったのね。
そしてその結果作り出されたのがこのサイボーグのあたしってわけね。
ニセモノとはいえ、そのデータはあたし自身、どうなるかわからないけど、地球の平和のため、やるしかない。
DS軍団(デビルサンライズ軍団)の好きにさせるもんか。

あたしたちは戦うために荒野みたいな岩場へ移動した。
そこは定期の範囲外だったので150円乗越し料金を払わなくてはならなかった。
博士〜〜、後でこの分のお金出してよねっ。

戦闘が始まった。
あたしは最初から全力で攻撃を開始する。
パンチ、キック。
だがさすがはコピー、あたしの攻撃を見切って的確に防御する。
攻撃の隙を突いて敵も反撃の手を繰り出してくる。
凍るようなスピードと重い衝撃。
そうか、あたしはこんなに強かったのか。
やだな、全然女の子らしくないこんなとこ、やっぱりT君には見られたくないな。
あたしは一気に決着を着けようと、必殺のK子レインボービームを発射した。
だが次の瞬間敵もK子レインボービームを出してきて、その力は相殺された。
まさかK子レインボービームまでコピーされているとは・・・。
あたしは激戦を覚悟した。

そうしてあたしたちは何十分も戦い続け、お互いボロボロになって仰向けに倒れてしまった。
夕日が辺りを染めている。
そのときあたしはなぜか笑いがこみ上げてきて、吹き出してしまった。
そんなあたしを見て敵も笑い始めた。
もう二人の笑いは止まらなかった。
ひとしきり腹を抱えて笑いあった後、あたしたちは起き上がって抱き合った。
「あなた、強いのね。」
「あなたこそ。」

あたしをコピーして作られただけにあたしと彼女は話がすごく合い、いまやあたしたちは無二の親友となった。
彼女にならどんな悩みも打ち明けられるし、彼女はあたしのことを心から理解してくれる。
あたしは戦いを通して本当の友を手に入れたのだ。
これから毎日一緒に学校に行こうね、ブラックK子ちゃん。



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3つのお題で作ったのをアップします。

今回は「校門・桜・老婆・共食い」です。
この中から3つ、ないし4つ使うものです。



午後2時ごろ病院の駐車場。
飯田貞司(33)は妻・恵子(31)を助手席に乗せた後、カバンや荷物の類を後部座席に詰め込む(車種はヴィッツかフィットで)。

車が走っている。
運転しているのは飯田。
恵子は目の焦点が合ってない。
長い沈黙の後。
恵子「あたしのこと恨んでるんでしょ?」
飯田は少し驚く。
飯田「何言ってんだよ、急に。」
恵子「だって子どもができたってわかったとき、あなたあんなに喜んでたじゃない。」
飯田「喜ぶに決まってるじゃないか。僕と君の子なんだから。でも今は君が一番大切だと思ってるよ。」
恵子「嘘。手術するって日、あなた残念そうにしてたわよ。」
飯田「そんなことないよ。心配だったんだよ。」
恵子「でも桜を産んでほしかったんでしょ。」
飯田「そりゃあまあ。」
恵子「ほら、やっぱり!でもおあいにく様。あたしはもう子どもを産めない老婆のような体になってしまったわ。」
飯田「そういう意味じゃないよ。桜を産んでたら君が死んでいたし、君が死んだら桜だってそのまま死んでた。そんなのもう医者からさんざん聞か されていたことだろ。」
恵子だまる。
飯田ため息をつく。
飯田「もうお昼過ぎてるし、おなかすいてない?」

路駐した車の中で恵子は待っている。
しばらくすると飯田がパックに入った焼き鳥を持って乗り込んできて、恵子に渡す。
その後、お茶のペットボトルのふたを開けて恵子に渡す。
しばらく二人焼き鳥を食べる。
恵子「共食いだわ。」
飯田「え?」
恵子「あたしひどい女だ。だってそうでしょ?あたし桜ちゃんの命を犠牲にしたから今こうして生きてるんだもの。あたし桜を喰って自分が助かっ たんだ。」
飯田「飛躍しすぎだし、そんなに自分を責めるなよ。どちらにしたって桜は死んでたんだから。」
飯田は串をパックに入れて、それをビニール袋に入れて、しばる。
飯田シートベルトをしめて、ギアをドライブに入れる。
飯田「さっ、家まであと少しだ。行くよ。」

走る車。
多摩ニュータウンと書かれた看板を通り過ぎる。
恵子窓の外を見ている。
小学校が見える。
恵子「あーあ、もうできないのか。校門の前で入学記念の写真を撮る、とか。桜ちゃん、あの世で怒ってるかな?」
飯田「怒ってないから桜は君の命を助けてくれたんだよ。桜は今自分の行動に満足してるはずだよ。」
車は大通りを曲がる。
前方に桜並木が見える。
飯田「ほら、桜が咲いてるよ。きれいだ。あれ、桜の生まれ変わりだったりして。」
恵子「桜の季節に生まれるから桜ちゃんって名づけたのあたしよね。漢字もそのままがいいって言って。」
飯田「弥生って名前も考えたよな。」
恵子「弥生・・・。そうね、弥生ってますます生きるって意味よね。」
車は桜並木の下へと入る。
恵子窓越しに桜が舞っているのを見る。
恵子「桜って名前つけたのが良くなかったのかな?」



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こんにちは、ぼくは風の強い日が大好きです。

びゅうびゅう吹いててとてもおもしろいからです。

なんでそんなにおもしろいかわからないけど、やっぱりおもしろいです。

だからそんな日はずっとお外を駆け回ります。

ときどき目に砂が入って痛くなることもあるけど、それでも風の強い日は楽しいです。

毎日風が強かったらいいなあと思います。

そしたらぼくは毎日毎日お外で遊びます。

どうしてぼくはこんなに風の強い日が好きなのかな。



















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3つのお題で作ったのをアップします。

今回は「校門・桜・老婆・共食い」です。
この中から3つ、ないし4つ使うものです。



僕はその日庚申塔の調査で信州の山中を歩いていたのですが、道に迷ってしまい、方々して日暮れ前さびれた村にたどり着きました。
そこは山の中の里とは思えないほど緑が少なく、土地は荒れ果ててひび割れていました。
宿なんてないだろうなとあきらめていたところ、道端で一人の老婆が僕に話しかけてくれ、親切にも彼女の家に泊めてくれることになりました。

老婆は立派な牧を営んでいて、そこにはたくさんの馬が放牧されていました。
案内された家は茅が葺かれていて、土間と板間に別れているまさしく古民家と呼べるものであり、むしろ僕の知的好奇心を満足させてくれました。
老婆はさっそく囲炉裏で肉と山菜の入ったかゆを作ってくれました。
仙界のように暖かい湯気を放つかゆは僕の舌と腹にやさしく染み渡りました。

お腹もふくれて落ち着くと、僕は老婆と世間話をしました。
「そういえば上代からこの地方は馬の産地でしたが、おばあさんもたくさん馬を飼われていますね。でもここであれだけの馬を育てるには飼い葉を 集めるのが大変じゃないですか?」
するとおばあさんは答えてくれました。
「なぁに、すぐに調達できるよ。なんせ馬にはサクラ肉を食べさせてるからねぇ。」
サクラ肉!
つまりおばあさんは馬たちに馬の肉を食べさせているのでした。
草食動物に肉を食べさせていい馬ができるのだろうかという疑問は、続けざまにおばあさんがつぶやいた一言でかき消えました。

「わしは共食いが好きでなぁ。」

怖くなった僕はもうこの話をする気にはなれず、そのあとすぐに湯と布団を借り、翌朝には早々とおばあさんの家を後にしました。

だけどその帰り道、僕は重大な点に気がついたのです。
かゆに入っていたあの肉は何の肉だったのだろうか、と。
あれは馬肉でなければ、鶏肉のように慣れ親しんだものなんかでもありませんでした。
犬も猟銃も持ってないおばあさんが熊や猪を捕るとも思えません。

「わしは共食いが好きでなぁ。」

いまさらながらおばあさんのあの一言が思い浮かびました。
さびれた村はそういえば朝になっても人っ子一人見当たりませんでした。
それにあの家には古民家にはおよそ不釣合いな、業務用の巨大な冷蔵庫がありました(なぜ今まで僕はそれを疑問に思わなかったのだろう?!)。
まさかその中に村人達が?
そして「彼ら」が僕への夕食として差し出されたのか?

全ての点が線につながったとき、僕の中には猛然とした怒りがこみ上がってきました。
「あのばばぁっ、俺に人の肉を食わせたのか?! よりによって人肉だと??!!! 」
「人肉」という言葉に反応して僕の怒りはさらに気が狂わんばかりになりました。
「人の体でおいしいのは脳みそと脊髄と睾丸の3箇所だろう!! 客に差し出すのは普通そういう部分だろうがぁ!! なのに俺にはスジばかりでまずい肉の部分を食わせやがったな!! くそ、あのばばぁめっ、なんて強欲なんだ!!!」

ひとしきり怒った後、我に返った僕はおばあさんのあの言葉をもう一度思い出してつぶやきました。
「睾丸は僕が食べなきゃ共食いにならないでしょうに。」



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今日は私の愛犬が死んでちょうど1年になる。

死因は交通事故だった。
小学生の頃からずっと一緒だった犬が突然消え去るかのように死んでしまったときは、私は本当に生きる支えを失ったかのように感じた。
しばらくは何もする気が起こらなかったし、ご飯ものどを通らなかった。
いわゆるペットロス症候群というやつで、改めて犬の存在の大きさを知らされた。
そんな私の様子に見かねた両親はまた新しい犬を飼おうかと言ってくれたが、私にとっての犬はあの子以外にいないと言って頑として断ってしまった。
友だちも心配して頻繁に家を訪ねて来てくれたり、毎晩のように電話をくれたりした。

そんなこんななドタバタがあったが、今は私もすっかり立ち直っている。
ご飯も海苔の佃煮を毎日1瓶食べるようになったし、人通りの真ん中でも全裸で踊れるようになった。
あのときの両親や友だちには本当に感謝感謝の一言に尽きる。

そして何よりも私は新しい犬を飼い始めた。
やはり私は犬が大好きなのだ。
しかも今度の犬はもう二度と交通事故なんかで死ぬことはないし、病気にもかからない。
本当に手がかからなくて、むしろこっちがさびしくなっちゃうくらいかわいいやつだ。
私はこの子との出会いに運命を感じながら毎日欠かさず散歩を続けている。




















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今回は「校門・桜・老婆・共食い」です。
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髭男爵がわかる人だけ(笑)


●「ルネッサ〜ンス!」
●「貴族のお漫才、恋に悩む少女を優しく元気付けてあーげるっ、の巻き。」
●「ああ、あの少女、いつも校門の前でもじもじとたたずんでいる。きっとラブレターを渡したいのに最後の一歩が踏み出せないに違いない。老婆 心になるがこの私がなんとかしてあげなければ。」
●「ちょっとそこのお嬢さん。」
「あ、おじさんっ、5万円でどうっ?」
●「ウリだったんかーい。」
●「Ha!Ha!Ha!Ha!Ha!Ha!」
●「困るよ、ひぐちくん。ここは奥ゆかしく頼むよ。」
「あたしここである人を待ってるの。」
●「なるほど、でも昨日も一昨日も待ってたよね?」
「ええ、なかなか来ないの、ゴドーは。」
●「サミュエル・ベケットかーい。」
「おじさんもゴドーの出待ち?」
●「んなわけあるかー。」
「ならキレかわいいあたしのファンね。」
●「自分で言うなー。」
●「ひぐちくん、『ゴドーを待ちながら』はそんな話ではないだろう。冷やかしなら早くおうちに帰りたまえ。」
「あたし、ここで好きな男の人を待ってるの。」
●「事情が変わった。続けて。」
「でも遠くから見つめるだけで告白ができないの。」
●「おお、そうか。で、彼はどんな人なんだね?」
「彼は涼しげな目をしているわ。」
●「ほうほう。」
「そして目が切れ長で。」
●「ほうほう。」
「笑うと目を細めるの。」
●「目しか覚えてないんかーい。」
「でもこんなあたしじゃフラれるに決まってる。それならいっそ。」
●「ああ、お嬢さん、弱気になってはだめだ。」
「合コンへ行こう。」
●「尻軽やなー。」
「100対100くらいの人数で。」
●「多すぎるわーい。」
「もしくは100対1.」
●「そりゃ濡れ手に粟ー。」
「おじさん! あたしにはどうしても告白できない理由があるのよっ。」
●「再び事情が変わった。続けて。」
「彼はあたしのことが嫌いに決まってる。だって勇気を出して何度か声をかけてみたけど、いつも無視されるんだ もの。」
●「それはかわいそうに。」
「きっと彼には幽霊が見えないのよ。」
●「地縛霊だったんかーい。」
「あたし、校門の前の、マンホールのフタの取っ手の部分にとりついているの。」
●「えらい局所的やなー。」
「たとえ彼にあたしの姿が見えたとしても、彼の方からこのマンホールに来てくれないことには。」
●「そうか、地縛霊だからここを離れられないのか。」
「ううん、面倒くさいだけ。」
●「がんばれやー。」
「告白すれば成仏できるんだけど、さくら大福を食べても成仏できるわ。」
●「それ食えやー。」
「彼の家は製塩業をやっているの。」
●「お前の天敵やんけー。」
「地獄ってどんな所かしら。」
●「生前何をしたー。」
「彼と一緒に行きたいな。」
●「巻き込むなー。」
「貯まったマイルで。」
●「使えるかーい。」
「なら自転車で。」
●「どんな距離やねーん。」
「彼と二人でならどんな地獄だって――。」
●「Oh!」
「Paradise!」
●「Ha!Ha!Ha!Ha!Ha!Ha!」
●「逆に聞こう。何を期待して読んでいる?」



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今日もまた薬局へ行ってきた。
これで一体何件目になるのだろう。
近所のは全て行った。
だが相変わらず薬は見つからない。
家では夫が非常に苦しそうにしているのに。
自分の無力さを嘆くばかりの毎日だ。

結婚して35年、思えば夫はひどい男であった。
ろくに仕事はしないで酒や賭け事にあけ暮れるばかり。
私がパートで得たわずかな収入も夫に取られて、子ども二人にはみじめな思いをさせてきた。
機嫌の悪い日は他愛ないことでも暴力を振るい、私たちに生傷が絶える日はなかった。
そんな夫が長年の不養生がたたったのか、病に伏せて息も絶え絶えなのだ。

ああ、夫を早く楽にしてあげたい。
そんな一途な思いで私は方々薬を探し続けているのに、どこの薬局にも望みの薬は置いていない。
夫をすぐに楽にしてあげられる薬を。
時間がない。
早く見つけないと夫が回復して薬を飲んでくれなくなる。



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