写真から うその日記を 作ってます。
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 (fib=ささいで他愛のないうそ、の意)

FC2コミュ「みんなで、物語を紡ごう!」で行った
始め・終わり指定作文。で作ったのをアップします。
最初の一文と最後の一文が指定されたものです。

指定は
(最初)近所のコンビニで、彼女と偶然会った。
      ↓
      ↓
      ↓
      ↓
(最後)涙があふれた。
です。



近所のコンビニで、彼女と偶然会った。
「ナナちゃん…。」
僕は思わず口に出してしまった。
姿はもうすっかり変わってしまったが、間違うはずもない。
彼女はまだあのときの輝きを失っていなかったのだから。
僕は生唾を飲み込んでしまった。

思えば小心者で弱気な僕は遠くから彼女を見つめるだけだった。
周りの男達は次々と彼女に近づいていき、話しかけたり触れたり肩を抱いたりしていた。
正直そうやって彼女と仲良くなれるみんながうらやましかった。

そんなことを思い出しているうちにふと、いい香りが僕の鼻腔をくすぐった。
それはあの日から変わらないナナちゃんの香り…。

その瞬間僕はもうがまんができなくなった!
息を震わせ、闘牛のようにナナちゃんに襲いかかった。
あのときナナちゃんの乳を触れなかった青春の悔しさはあらぬ方向に暴発し、僕はいきなり彼女のまんをつかみ両手でもみほぐした。
もみもみもみ!
うっひー、ナナちゃん!!
もみもみもみ!
いいよー、ナナちゃん!!
それはとても柔らかくて温かかった。

大好きだっ、ナナちゃん!!!

すぐに店員が駆け寄ってきた。
「お客さん、やめてください!!」
近くにいた客のおっさんも僕を制止しようとする。
「君ぃっ、やめたまえ!!」

だが僕は彼らを振り払うと、一気にナナちゃんにかみついた!
がぷぅー!
首の筋力を使って皮を食いちぎってやった。
すると肉汁が飛び出し、口内にはいっせいにうま味が広がった。
これが夢にまで見たナナちゃんの味!
やっぱりだ!
ナナちゃんってとってもおいしー!!
ものの数十秒で僕の食事は終わった。
口のまわりや服はもう、べとべとになっていた。

「あ〜あお客さん、お金払ってから外で食べてくださいよ…。」
店員があきれ気味に言った。
それも当然だ。
全国畜産品評会で入選した牛肉のみを使用した高級牛そぼろ肉まんを勝手に食べてしまったのだから。
僕は店員に謝り、お金を払ってコンビニを後にした。

でも西の横綱だったナナちゃん、あんなにおいしい肉まんに加工してもらってよかったね。
涙があふれた。



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